

はじめに:夢を「計画」に変える
「いつか911に乗りたい」と思い始めたのは、中学生の頃。
カタログや雑誌を眺めながら「いつかは」と憧れる日々。でも社会人になって数年が経ち、ふと気づいたんです。
“いつか”って、何もしなければ永遠に来ない。
だからこそ、夢を「願望」のままにせず、「計画」に落とし込むことにしました。
この記事では、僕が25歳でポルシェ911を買うまでに実際にやったこと・考えたことをすべてまとめてみました。
収入と支出の見直し(固定費・貯金のやりくり)
まず最初に取り組んだのが、家計の見直しです。
- 家賃は会社の制度を使って補助あり
- 通信費は格安SIMに乗り換え
- 外食やコンビニの回数を減らす

とにかく「自分が何にお金を使ってるのか」をすべて洗い出しました。
月5万円を“趣味口座”に貯金することにして、他の出費は一定額までに抑えるルールに。
無理はせず、でもコツコツと。
「911のための口座」を別に作ったのは、モチベ維持にも効果的でした。
購入資金の目安と考え方(ローン?現金?)
次に考えたのが、「911って実際いくらあれば買えるのか?」ということ。
僕が狙っていたのは、【996型のCarrera 4S】
購入した2024年前半の相場は、中古相場で350〜600万円くらい。
そこで、ざっくりとこんな計算をしました:
- 購入本体価格:430万円前後
- 諸費用・整備・名義変更など:10万円
- 納車後すぐのメンテナンス費:20万円
- 初年度の保険料:15万円(車両保険あり)
・ 合計:約460万円
全額現金での購入は難しかったため、最終的には頭金0円・5年ローンで契約しました。
返済方法は、月々均等払い+ボーナス払いありを選んでいます。
整備費用を確保しておきたかったため、頭金はあえて入れませんでした。
周囲の反応と自分のスタンス
ポルシェを買うって言った時、周りの反応は正直さまざまでした。
- 「え?25歳でポルシェ?すごいな」
- 「無理してない?大丈夫?」
- 「ぶっちゃけ見栄じゃない?」
でも、僕のスタンスは一貫してこうでした。
「自分が納得して、幸せになれる買い物なら、他人の評価は関係ない」
もちろん、計画性もなしに勢いで買うのはNGだと思ってます。
でも、ちゃんと準備して、維持の覚悟もした上で買う911は、**見栄ではなく“人生の選択”**だと、僕は思ってます。
若くても911は買える理由
これは間違いなく断言できます。若くても、911は買えます。
ただし、それにはいくつかのポイントがあります:
- 「新車」でなく「型落ち中古」から狙う(例:996や997初期)
- コンディションと価格のバランスを見極める
- 無理のないローン計画を立てる
- 所有後の維持費(保険・税金・整備)をあらかじめ想定する
SNSを見ると「ポルシェ=お金持ちの象徴」みたいに見えるかもしれません。
でも実際には、堅実な収支管理と情報収集で、十分手が届くクルマなんです。
むしろ、若いからこそ、楽しめる911がある。
僕はそう信じています。
終わりに:夢を“数字”に落とし込んだ瞬間
25歳で911を買うためにやったこと。それは「夢を数字に変えること」でした。
- 月々いくら貯金すれば良いか
- 車両価格と諸費用の総額
- 維持費や車検代の見積もり
- 返済シミュレーションの作成
数字が見えた時、夢は“現実”に近づきます。
「自分のような普通の会社員には無理」と思っている人こそ、ぜひ一度、紙と電卓を使って試算してみてください。
驚くほど、現実的な目標になりますよ。
次回の記事では、実際の車両選び〜納車までのストーリーを綴る予定です。
ぜひ今後も「911Life.」「my911story」をよろしくお願いします!
コメント